SOLD OUT
カントンファミーユ雑器
Price ¥2,750
かつて貿易港香港から欧州へ輸出されることを目的に制作された広東風絵付け磁器「廣彩」。
正式名称は「廣州織金彩瓷」といい、ダイナミックなのに可憐で繊細な絵付けは小さな世界のようです。
代表的な絵柄としては、遠く東洋人の生活様式を起草させる「Canton Famille」や鮮やかな花や鳥が美しく舞う「Canton Rose」などが挙げられます。
1920年代の広州に起源を持ち、60年から80年代当時は香港や澳門にも多くの工房が開かれましたが、中国本土との価格競争や、近年の本土自体のハイテク工業化もあり産業としては衰退してしまいしました。
今も香港に現存し伝統を維持し続ける工房「粵東磁廠」はあまりにも有名ですね。
廣彩は欧州輸出向けにカスタマイズされたゆえ、中華食器でありながらも欧州のテーブルマナーに即したラインナップとなりました。
こちらはナプキン立てと思しき円筒形状のカップです。
かなり古いモノですが製造された年代は不明、落款には廣州彩瓷と明記されています。
彩色に個体差があるので#A、#Bどちらかをご指定ください。
※製造時についた表面上のヒビや欠けがあります(底面の写真を参照)ご理解いただける方のみ、ご検討願います
※背面の敷物は付属しません
直径5cm×高さ8cm
原産地:広州(中国)仕入元:香港(中国)
¥2,500+税
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