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八角高台皿
Price ¥1,760
遠く中国で生まれ、日本に伝わった「町中華」。
長い歴史を重ねる中でローカライズされいわゆるジャパニーズ中華という独特な様式を確立しました。
天津にはない「天津丼」、冷たい食べ物「冷やし中華」、今や国民食となった「ラーメン」は本場中国には存在しない妄想中華料理。
ラーメンは最近になって中国へ逆輸入されましたが、かの地では外来料理の「日式(=日本風)拉麵」と表記されます。
くるくる回る天板つき円卓も日本の発明品なのはご存知の方も多いのでは?
そして、この八角皿も日本にあって中国に無いもののひとつなんです。
おそらくは宮廷料理の妄想解釈から出来上がったもので、八角形は風水的にも縁起が良いから・・・お造りで使われる和式の高台皿とドッキングして、このカタチに至ったのではないかと推察します。
赤い背景の八角皿にこんもり盛られたチャーハン、私たちのイメージする中華料理のステレオタイプですが、中国人には逆に新鮮に見えるのかもしれませんね。
繊細な絵付けの鳳凰が舞うこの八角皿は90年代製デッドストックです。
落款には「丸忠陶器・タイサン315」と記されています。
裏側にも唐草の絵付けがあり重厚で凝った印象です。
※電子レンジ不可
直径18cm×高さ5cm
原産地:美濃/岐阜(日本)
¥1,600+税
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